人生に停滞を感じてる人にオススメの一冊。自分でも、なんだかわからない不幸。
ここ数日「暇と退屈の倫理学」を読んでいた。今の自分にとってドンピシャ。ああ、そういうことかと腑に落ちた、今の自分にとってすばらしい本だった。
本文の中、自分が感じた部分だけを抜粋
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「人間は部屋にじっとしていられない。人間のすべての不幸はこのことからはじまっている」(パスカル)
苦しみたいという欲望。なんだかわからない不幸。退屈の反対は快楽ではなく興奮。自分を興奮させてくれる事件を求める。
幸せを感じられるどうかは訓練。
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本文の内容はこのような単純なことだけはないので、気になる方は実際に読んでいただくとして、すべての内容が腑に落ちた。
250km車で行けば1日のモンゴルの砂漠をわざわざ走るのも、ボートでいけば一瞬の10kmをわざわざ泳いで、420km車でならすぐいける道を自転車で走って、これまた車でいけばすぐの84kmをわざわざ走るのも、わざわざエベレストに登るのも、人間じっとしていられないから。苦しみたいという欲望と自分を興奮させてくれる事件を求めた結果。
自分に関していうと、幸せを感じられる訓練をもっともっと積まないといけないと思った。
今の自分の人生に停滞を感じてる方、
自分の中の何かを達成した後の燃え尽き症候群の方、
人生に無限ループを感じている方
などに、オススメの一冊!