ノマドランド「ノマド 漂流する高齢労働者たち」
映画館で見逃したてしまっていたので、Apple TVで映画「ノマドランド」を見た。
原作はアメリカのノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」
季節労働の現場を渡り歩きながら車上生活を送る主に高齢労働者の方々を描いた映画。日本では、若者を中心にノマドというと、どちらかというと、クールなイメージだけれど、今生きているということについて大変考えさせられる映画。
映画自体は大変美しい。監督はクロエ・ジャオ監督。オスカー女優フランシス・マクドーマンドが主演で、デビット・ストラーザンと抜群に哀愁があって、大変良い映画。数々の映画の賞をとったというのも納得。
これとはまったく別だけれど、最近、東洋経済オンラインの連載をまとめた「東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか」という本を読んだ。
昨日、このブログでも描いた映画007、ダニエル・クレイグの「ジェームス・ボンド」あのパワフルなボンドですら、生きる意味を見失って人生迷ってたりする。なので、人生の意味は、一見すべてを持っていると思われる層でも迷ってしまうのかもしれない。
ノマドランド、そして東京貧困女子も、人生について、働くということについて、お金ということについて、幸せということについて考えさせられる。
その人にとっての、日々の人生の意味はなんだろう?