星野誠 makoto hoshino

「IT-イット それが見えたら終わり」『ジョーズ』で海を怖がる子が急増したように『IT』でピエロを怖がる子が急増

2019.11.25

自分はホラー映画というものはまったく見ないのだけれど、先週、『アナと雪の女王2』にIMAXが占拠される前にぎりぎりIMAXで『IT-イット それが見えたら終わり』を見てきた。

『IT-イット 』はスティーヴン・キングのホラー小説。人間の弱さに付け込む不気味なピエロ、ペニーワイズに翻弄される人々を描く。1990年のテレビ版、2017年に映画でリメイク。2017年の映画は幼少時代版。今やっている映画が大人時代版。自分はまず今回の映画を見たあと、すぐテレビ版、2017年の映画版を見た『IT-イット 』初心者だけれど、確かにそりゃ「道化恐怖症」でるよ!というようなペニーワイズの存在感ありありのストーリーだった。

ちなみに映画『ジョーズ』で海を怖がる子が増えたように、この『IT』以降、ピエロを怖がる「道化恐怖症」の子が増えたとか。個人的にだけれど、ペニーワイズは、ホアキン・フェニックスの「ジョーカー」の不気味さと重なる部分があって、ピエロ=キラークラウンがまさにしっくりきた。

なお、ペニーワイズは、アメリカで実在したピエロに扮したシリアルキラークラウン、ジョン・ゲイシーからも影響を受けているらしい。

 

2017年の映画 幼少期編 ペニーワイズ =ビル・スカルスガルド

 

今やっている大人時代版 ペニーワイズ =ビル・スカルスガルド

もともとのテレビ版  ペニーワイズ=ティム・カリー

 

今やっている映画もテレビ版も最後は、ペニーワイズがピエロからエイリアンみたいになっちゃうので、怖さがなくなってしまうけれど、とにかく、最初のテレビ版のペニーワイズのティム・カリー、映画版のペニーワイズ の ビル・スカルスガルド、ともに不気味すぎて、なかなかくせになる映画だ。

ホラーはダメ!って人も、もし良ければぜひ!

 

 

カテゴリー

– Archives –

– Will go to Mars Olympus –

– next journey Olympus on Mars through Space Travel –

– 自己紹介 インタビュー –