永遠が、鬱を発動させる。人に力を与えるのは有限だ。
今日こんな名言を見た。
『何百万人という人が永遠の命を願う――雨の日曜の午後さえどう
さすが名言! うまいことを言う。思わず、声をあげて笑ってしまった。
永遠の命は、どの時代でもおそらく漏れなく話題にされてきた話題だろう。
ただ永遠というものが、鬱というものを発動させることがあるのをご存知だろうか。
有限だからこそ人はひかり輝くのだ。
なぜ人はエベレストに行くかって? 意味なんてもんはまるでないけれど、
死の危険、有限のワクワク感を感じるためだ。
学生時代、映画「インタビューイズヴァンパイア」のルイ役のブラッドピッドを見ても、
そんなことをじわじわフツフツ、脳味噌で感じたものだ。
なのに、皆がやっぱり永遠を求めつづけるのはなぜか、だれか教えて欲しい。
『何百万人という人が永遠の命を願う――雨の日曜の午後さえどう
この名言は何度、読み返しても最高だ。