脳が浸っている時間が長いものほど現実化する
養老孟司さんが、インタビューで以下のことをおっしゃっていた。以下抜粋
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その人が現実をどう捉えているかは、自分がどういうことに時間をとっているかに影響されると思いますよ。脳が浸っている時間が長いものほど現実化するんです。だから、テレビばかり観ている人はテレビが現実になるし、お金ばかり扱っている人はお金が現実になる。そのことばかり考えていると、現実もそうなるんですね。現実が、自分の脳みその大きさまで縮小してしまうんです。
── 自分イコール現実になってしまう、ということですか。
そうです、そうです。僕もよく患者さんに注意するんですよ。延々と自分のことばかり話して、さっきからあなた自分のことしか言ってないよと。現実の対象が自分でしかない。そうやって縮んじゃうから外へ行けっていうんですよ。そういう人には、「自分以外のものについてもっと話せるように変わっていったらどうですか」と。
自分の外から来るものに、もうちょっと現実感を持たせたほうがいい。脳みそばっかりじゃなくてね。
（本文参照「今は世界が半分になっちゃった」養老孟司さんに聞く、もう半分の世界のこと）
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今の自分の脳は、余分なことに浸りきっている。
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The longer the brain is immersed in something, the more it becomes reality.
Yoro Mengji said this in an interview. Excerpt below.
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I think how a person perceives reality is influenced by what they spend their time doing. The more time the brain is immersed in something, the more it becomes reality. So if you watch TV all the time, TV becomes reality, and if you deal with money all the time, money becomes reality. If you think about it all the time, it becomes reality. Reality shrinks to the size of your brain.
Tëm, are you saying that you become reality?
Yes, that’s right. I often warn my patients that they talk endlessly about themselves, that they have been talking only about themselves for some time. The only object of reality is themselves. That’s why I tell them to go outside. To such people I say: “Why don’t you change so that you can talk more about things other than yourself?
You should have more of a sense of reality about what comes from outside yourself.
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My brain is now immersed in extra things.
