星野誠 makoto hoshino

革命の4条件「無名であること」「若いこと」「貧しいこと」「無知であること」

2022.1.6

新年、幻冬舎社長の見城さんの「編集者という病」を改めて読み返した。

この本で見城さんがいう、革命の4条件。

毛沢東の革命の3条件「無名であること」「若いこと」「貧しいこと」に、「無知であること」を加えた見城さんの革命の4条件。

42歳で幻冬舎を設立した見城さん、じつは35歳から7年間、角川を辞めたい、でも辞められないを繰り返していた等。そんな見城さんが言う、40代は切羽詰まって闘える最後の世代。

自分は今40代。

本当にこの本、40代の自分にとって、すばらしい箇所はたくさんあるけれど、ポイントだけ、以下本文より抜粋

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常に自分に言い聞かせていたのは、「迷った時は前へ出ろ」前へ出て失敗する奴もいる。それはそれで仕方ない。

人間は、年を取ったり社会的な地位や評判が上がってくると、なかなか自分をゼロに戻すことができなくなる。現状維持が一番ラクだからね。自分をゼロに戻すのは極めて難しい。

歳を取ったり地位が上がってくると、別にのたうち回らなくてもよくなるわけで、のたうち回るのは苦しくて面倒くさいことだから。でも、それに慣れてきたらどんどん腐り始めていくんだよね。俺はその頃、36、37歳になっていたから、いっぱい付着してきていたわけだよね、アカが、ゴミが、アブラが、そして自惚れが。

気がついてみると18歳が25歳になって30歳が40歳になって、たちまち50歳になっているわけでしょ。そうすると、あと20年かと思うわけじゃないですか。それに耐え切れるかっていわれると、俺は自信ないね。

臆病だからこそ、俺は激烈に生きていないとたまらないんですよ。もしも失敗したら会社が潰れるってくらいのことをやってないと、空しさや怯えを埋められないんです。

自分のみっともなさも欲望も、薄っぺらなところも分厚いところも全部ひっくるめて幻冬舎としてやっているわけで、他とは比べ様がないんですよ。それは僕のオリジナルで、迷いながら生きてるんだから自分の人生以外にライバルなんていない。人と比べるなんて行くる上で何の意味もないでしょう。もし会社が倒産して一銭もなくなったとしても、また別の生き方を探すと思うよ。また違う僕らしい生き方になるはずだから。僕は地べたからやると思いますよ。どうなろうと自分で死ねない限りは、すべて戦いですよ。

好きなところ?そうね、臆病なところかな。嫌いなところ?やっぱり臆病なところですよ。すきなところと嫌いなところって、じつはコインの裏表だよね。僕は細かくて臆病なんです。ひとつもないがしろにできないんです。

自分で自分をぶっ壊す。昨日やったことを今日裏切る。「幻冬舎たる」的なものに安住してしまったら、僕はもうお終いだと思っている。社員にも自分にも、常にそれを問うている。正直、全てがうまくいくわけではないですよ。人間なんだから、うまくいかないときだってある。うまくいかなくても、自分で自分を変えようとする。ぶっ壊すことができている限り、仕事をする人は現役でいられると思う。

見城は、人間は「何もかもが全てうまくいっている」と感じるときは一番危険なときだと思っている。人から見てもうまくいっていると思われても、自分の中ではうまくいかない。「うまくいかないが何とかやりきれている」という状態が、人年にとって、実はいい時期ではないかと言う。

グレーゾーンのないところに宝はない。僕自身、人間としてすごく汚いところも持っているし、とんでもなくピュアなところも持っている。人は皆、両教を持っていると思うんです。悪魔のように繊細で天使のようにしたたかに。静寂の先には爆発的な怒りのエネルギーがあるし、臆病な心の対極には信じられないほど大胆な行動力もある。両極端まで振り切れないと、何も動かないということですよ。心の動きによって風が吹き、熱がうまれるんだから。

人間って何かに狂ってきたか、狂ってこなかったか、というのが大きいと思うんです。自分への問いかけでは、僕の場合それが一番強い。

いびつでも、下手くそでもいいから、自分のオリジナルな世界をつくれる人、自分の宇宙をつくれる人は本物ですよ。

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新年だからというわけでなく、幻冬舎社長の見城さんの「編集者という病」常に昨日の自分を超えていきたい!!成成長したいけれど、悶々としているという人に、とってもおすすめ!!

そして、何より自分自身にとって!!まだイケる!!まだイケる!!必ず自分自身に革命を起こそう!!

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