「夫のちんぽが入らない」
現在、本は平均して一ヶ月に10冊から20冊は読むけれど、今まで読んでいたのはビジネス書だったり、伝記だったり。小説だったりエッセイだったりそういった類のものは一切読んでいなかった。けれど最近小説やエッセイも読んでみたら、これもなかなか良い。
そもそも自分は、仕事でお客様へ向けての商売をしているので、小説など、さまざまな方の人生を擬似的でも垣間見れるのはとても勉強になる。昨日読んだ「夫のちんぽが入らない」これも本当にストレートで、言い方は適切かわからないけれど、すばらしい本だった。
このような誰の真似でもない、その方の魂から出てくる文章はやっぱり心に訴えかけてくる。これを読んで、自分の4人の子供に今一度謝ろう、ながらではなく、今後、今一度、子供と一対一でしっかりと生きていこうと思った。そして妻とも一対一の時間をしっかり持とうと思った。
子供のころの自分は、自分の周りの世界がすべてで、朝から晩まで公園で遊んでいて、お腹が減ったら家に帰ってご飯を食べて寝る。そんなことを繰り返していて満足だった。
43歳、現在の自分は「アメリカで民間のロケットが飛んだ」「イスラエルの人が新たな培養肉の事業を立ち上げた」あったこともない世界のどこかの人が、今何をしているということに気を取られて、そもそも一番大事な現在の自分の人生にまったく興奮や熱狂を感じられないでいる。
ネットやSNSなども広がって、世界中の人々の動きや世界中の人々の人生が手に取るようにわかる現在。知らず知らずにまったく関係ない赤の他人と自分を比べている。
人生で火星もちろん目指す。4人の子のパパでもある。妻もいる。眼鏡屋もあって、支えてくれるスタッフもいる。自分はいったいどうやってそこに行くのだろう?
人生はとても儚いが、同時にきっと、とても尊い。
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