星野誠 makoto hoshino

人間の精神の均衡「夜と霧 新版」世代を超えて読み継がれるべき本

2021.6.12

今日は「夜と霧 新版」を読んだ。「夜と霧」は世界的ベストセラー。

日本語版の初版は1956年。その後1977年に改訂版が出て、2002年3度目の改訂版でこの新版が出版されたとのこと。自分は、この新版で、今更ながら初めて「夜と霧」を読んだ。

やっぱりすごい。個人的にアウシュヴィッツというと、映画「シンドラーのリスト」が真っ先に思い浮かぶが、この「夜と霧」も世代を超えて読み継がれるべき本だ。

精神医学の医師であり、のちに教授まで勤めたフランクル・ヴィクトール氏が淡々と語るナチスにより強制収容所に送られた体験は、人間の精神を包み隠すことなく描いている。うちの娘は小学生だが、うちの娘たちには、ぜひ早いうちに読んで欲しい。

フィクションでは、Netflixオリジナルの湯浅監督の「デビルマン」

と「日本沈没」

が人間の精神の均衡を描いた名作だと思うが、

「夜と霧 新版」こちらは本当に凄まじいノンフィクションだ。

 

 

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