「時間」についてのさすがの小説。ミヒャエル・エンデの「モモ」と劉 慈欣の「三体」
ミヒャエル・エンデの「モモ」を今更ながら読んだ。まったく分野もテーマも違うのだけれど、読み終わった印象として劉 慈欣の「三体」を読み終わった後と同じような印象を受けた。
なんでだろう?と考えてみて気づいた。「時間」だ。三体では、時間の設定が恐ろしく長い。ある意味、常に「時間」について感じさせられる小説だ。で「モモ」もテーマが時間。
小説はほとんど読まないのだけれど、どちらもさすが、世界中でも好評を博しているだけあって、こう、頭の奥底にじわじわ訴えてくる、さすがの名作だ。