星野誠 makoto hoshino

儀式として「1分間のために1万kmを旅する」

2020.10.17

定期的に目を通すトムピーター氏のこちらの本の中に、

エクセレントな仕事人になれ!「抜群力」を発揮する自分づくりのためのヒント163」

エクセレントになるための自分づくりの一つに「非常識で行こう」というものがあって「5分間の会議のために1万キロ旅をする」というようなことが書かれている。

これ、自分も本当に絶対そうだ!と昔から思って実行していたことで、学生時代から、会議ではないけれど、会えるかわからない「1分間のために1万km」を旅をしてきた。

この「1分間のための1万km」は実を結ぶ時もあるし、身を結ばない時もある。むしろ、どちらかというと、直接的には実を結ばない。

例えば、アポなしで、学生の時に中国に中華料理を習いに行った時も、メガネを製造しに行ったときも、実際まったく実を結ばなかった。

初の就職先で、会長を説得し、時計の買い付けで突然ドバイに飛んだ時も、まったく実を結ばなかった。

メガネ屋をはじめて、突然メガネの買い付けで、折り畳み自転車片手にパリにアポなしで訪れた時も実を結ばなかった。

他にもたくさんあって、ほとんど実を結ばないけれど、例外的に、ごくごくたまに、実を結ぶときもある。

例えば、数年前、ロスの宇宙会議でジェフ・ベソスさんに直接会って、一対一、1分30で宇宙への想いと宣言を伝えられた。

ただ、実際のところは、「1分間のために1万km」を旅したからといって、人生がどうこうなるわけでもない。「1分間のために1万km」を旅することは、何か実を結ぶことを求めていくというよりは、むしろ、自分地震を行動的にする儀式だ。

「1分間のために1万km」を旅すしても、状況は、ほとんど何も変わらなかったり、どうこうならないことのほうが多いけれど、自分の気持ちが、「どうこうなる」んだ。

自分の気持ちが「1分間のために1万kmを旅した!」と高鳴り、行動的になれる。そして、そこから色々と自分の中での歯車が回り始める。これ!絶対間違いない。

だから、自分の中の行動が滞っていると思ったら、是非とも

「会えるかわからない1分間のために1万kmを旅をしよう!」

「5分間の会議のために1万キロ旅をしよう!」

 

 

 

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