星野誠 makoto hoshino

人生『もっと!』『もっと!』幸せに鈍感になるのは、ドーパミンのせい

2020.9.29

人生『もっと!』『もっと!』『もっと!』

何かを達成すると、次はそれ以上じゃないと満足できない。同じ刺激では何も満足できない。エベレストに登ったあとは、何をやっても楽しくない。

本当は、すでに相当恵まれた状況のはずなのに、現状に永遠に満足できない。結果、今あるものに対しての感謝というものを忘れてしまう。

常に何かにチャレンジしているといえば、聞こえはいいが、逆にいうと今あるものをないがしろにして幸福に鈍感になっている。そんな行動の原因はすべてドーパミン!このことについて書かれたForbes誌「年間ベストブック」受賞の本がこちら!!

「もっと! :愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学(ダニエル・Z・リーバーマン (著), マイケル・E・ロング (著)」

 

「ドーパミンは現在手に入れられていない遠くのものを得るために作用するもの。まだ手にしていないものをほしがらせるもの」

「ドーパミンにとって、重要なのは獲得だけ。所有は関係ない」

「ドーパミンは快楽物質ではなく、ドーパミンの本質は、期待物質である」

「ドーパミン系の目的は、未来を予測し、予想外の報酬が生じたときに「注意せよ。世界の新しい何かを覚えるべきときだ」というシグナルを送ることにある」

「ドーパミン制御回路は、欲求回路が導く未来よりもさらに遠い未来に自身を投影する想像力を私たちに与え、長期的な計画を立てさせている。さらに、その未来に可能な限りの資源を活用できるようにするた
めに、新しい道具をつくり、抽象的概念、つまり、感覚のもたらす「いまここ」での体験の枠を越えた、言語、数学、科学といった概念を使うことを可能にしている」

これを読んで、まっさきに思い浮かんだのは、ザ!ドーパミン!!はイーロン・マスク氏。遠い未来、地球がダメになる前に火星に人類を移住させる、獲得、獲得、私生活では離婚して、再婚、離婚など。

ザ!ドーパミン!!今ある現実を蔑ろにして、挑戦にこそ喜びを求めてしまう!そんな方には必読!!

「もっと! :愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学(ダニエル・Z・リーバーマン (著), マイケル・E・ロング (著)」

 

 

 

 

 

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