「街全体が大きなお宿」兵庫の城島温泉。共存共栄。
街全体、浴衣で歩ける温泉街「街全体が大きなお宿」というキャッチコピーで有名な浴衣の街、兵庫県の城崎温泉。
ここ、なかなかなコンセプトの温泉街だと思ったら、どうやら城崎温泉の歴史からだったようだ。
現在の城崎温泉が「街全体が大きなお宿」になっているのは、お風呂のサイズが制限される内湯浴槽の大きさに規定があるから。内湯の温泉の規制があるから、お客さんを1つの宿で囲い込むのではなく、外湯つまり街にある他の温泉もオススメする。そして街全体で、お土産、食事もと街全体にお金を落としてもらう今の文化になったとのこと。

この内湯規制などが生まれたのが、結構歴史があるようで、城崎温泉は、昔から外湯はすべて共同浴場という「共存共栄」の珍しい温泉街だったらしい。ただそんな城崎温泉、昭和のはじめ、ある旅館が敷地内に湧出する温泉を利用して、館内に浴槽を設けて営業しだした時に、温泉の利用権を巡り問題が勃発、二十年越の協議の結果、温泉の利用権はすべて、街、つまり湯島財産区のものとなったとのこと。
で、そこから、現在の内湯の面積規制など、城崎温泉独特の、外湯と内湯併置の原則、内湯に対しては色々と厳しい規制が生まれたらしい。参照:豊岡市役所城崎温泉課HP
もともとは、争いから生まれた内湯規制が、現在の浴衣で歩ける温泉街、城崎温泉の最も大きな特徴になったというから、世の中やっぱりわからない。こういったことは本当に身近によくある事なので、何かがあっても、まったく違う側面から物事を見れるように常に頭を柔らかくしていたい。
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