星野誠 makoto hoshino

10年ぶりの山籠り。行くぞ!火星 !    絶対行くぞ!火星 !  !

2019.5.4

令和になって2日目から3日、4日と群馬の赤城山で山籠り。

自分は、おおきくいうと10年に一度、細かくいうと5年に一度、いつも方向性があやふやになる。漠然とエベレスト登ると思っていた時、10年とちょっと前、29歳のとき方向性に迷い一週間の山籠りをした。

今ふたたび10年たって、40歳でその時と同じ状況。

今は悶々とそして漠然と火星を日々思っている。

10年前の山籠りの後は今の奥さんと出会ったり、新しい会社を始めたりと色々なことの歯車が進んだのだけれど、今回もきっと同じ。

そして今回の山籠りを紹介してくれた友は、10年前、29歳のときに一週間山籠りをした友の一人。実際には、10年間で実際には2回ほどしかあっていなかったのだけれど、まったく色褪せない友達。

遠くにいてもまったく印象が色褪せない素敵な友達の一人。

仲の良さや思いの強さは付き合ってきた年数じゃない。

10年以上付き合っている人でも、トータルで1ヶ月ぐらいしか会っていない人でも、年月じゃない。

自分は、エベレストやすべての山でお世話になった師匠、倉岡さんを今でも心底尊敬してるけど、倉岡さんとは付き合った日数でいえば、3年ほど。

でも本当に心底尊敬してる。

またエベレストや、チョーオユーの8000m級で会ったシェルパさん。

トータルの日数でいえば、1ヶ月ぐらいしか行動ともにしてないにしても、まったく色褪せない友。重みが違う。

「友達」「友達」とかいうけど、ベタベタするだけが友達じゃない。

LINEにずっと返答がなかろうが、友達は友達だ。

今回の山籠りも、そんな友人の一人からの紹介だったので、

何も聞かず、自分の魂の声にしたがって群馬赤城山の麓で山籠り。

10年ぶりの山籠り。

2泊3日、人間の根本の話題についてのシンプルで、

静かで、それでいて熱く濃度の濃い数日間。

それはそれは、まさに今の自分が乾ききっていた部分に

ドンピシャな潤いを与えてくれて、

固まっていた思考に活動のパワーを与えてくれた。

山に来てから、わずか数時間で「あっ!!」という閃きがあったのだけれど、

その後も3日間、すべてまるまるすべてがよかった。

また場所もいい。

赤城山の空気感なのか、なんなのか、まったくわからないけれど、

本当に妙に落ち着く。ものすごく懐かしい、童謡のような世界でいてパワーみなぎる空間。

やっぱり自分は節目では山や緑と縁があるのかな。

新たな時代「令和」の幕開けにふさわしい山籠り。

ほんとうに最高な「令和」の始めの山籠り。

今後の10年にいかせる、そして今後の人生すべてにいかせる山籠り。

本当に素晴らしい友と野村師匠と皆様、すべてに感謝。

新時代の幕開けにこんな機会をもつことができ本当に幸せでした。

行くぞ!火星 !

絶対行くぞ!火星 !  !

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