新1万円札に渋沢栄一さん
次の1万円札に渋沢栄一さんの採用が決定された。
渋沢さんといえば、自分の中で強烈に印象に残っているのは、
91歳のときに撮影されたという渋沢栄一さんの写真。
自分は様々な方の生い立ちや自伝を読むのが好きで以前から読んでいるのだけど、
ある渋沢さんの本の中にあった昭和6年9月、
91歳のときに撮影されたという渋沢栄一さんの写真。
最近は画像の使用も厳しくなってきたので、ここでは載せられないけれど、
日本資本主義の父と称されるほどの方の晩年の表情は圧倒的。
ほのかに微笑んでいるその写真は、まるで仏のよう、
こんな表情、様々な難局を乗り越えてきた渋沢さんにしか出せない表情だろう!
とその時衝撃をうけ、自分も90歳になるころはこのような表情になりたい!っと、
今も家の机の前に切り抜いて飾ってある。
『美しいものを見つける為に私たちは世界中を旅行するが、
自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう』とはエマーソンの言葉。
自分が何かしら持っていかないと、都合よくヒラメキの類が見つかるわけない。
外に行くのももちろん重要で、外にいかなくては何も始まらないけれど、
同時に自分の中の物をしっかりと磨いて91歳の渋沢さんのような表情を目指そう!