星野誠 makoto hoshino

「厄年」は役にたつ年。小売店をやっていると色々手数料がすごい。小さなお店の生きる道

2019.2.21

たぶん今、自分はどこかの「厄年」だ。

自分が今年41歳。

男は数えで、41、42、43才が厄年らしい。

なので、前、本、後どこかわからないけど厄年だ。

厄年は、一般的に色々と大変な年といわれているけれど、

厄年は別で「役年」と考える説もあって、

簡単にいうと、これからは人の役に立つ「やく」を積みなさいよ!

実際のところ、厄年、役年、どうなのかわからないけれど、

とにかく、

「人生山あり谷あり、それ乗り越えて成長してよ!」ってことだろう。

 

 

さて、さて、

うちは眼鏡屋をやってるのだけれど、

小売店をやっていると色々と最近、手数料がすごい。

 

例えば、現在では、

音楽の場合、Spotify は 29.38%、Apple は 28.5% が手数料。

Google  AdSense は、

コンテンツ広告の場合は30%、検索広告の場合は、なんと49%の手数料。

最近、アップルも、iPhone の News アプリを通じて、

有料のニュース読み放題サービスを開始しようとしたようだけれど、

売上の 50%を Apple が手数料として取るということで、

それは高すぎだと、もめているらしい。

WEBの世界では、今や手数料30~50% が普通だ。

 

ちなみに小売の場合は、ちょっと下がって、10〜30%。

ちなみにうちがやっている楽天は、

売上高の2.0~7.0%のシステム利用料として、

さらに月額出店料 2~10万円。

ちなみにヤフー、ヤフオクは今のところ安めで、色々いれても10%ほど。

ちなみにアマゾンは15%ほどが出品手数料。

 

うちは楽天とヤフーだけなので、ゾゾは出していないけれど、

ちなみにゾゾは、28%程度。

 

楽天では自分のところから発送だけれど、ゾゾは、物流までしてくれる。

保管、写真撮影、梱包、発送までの一連の作業を全て代行してくれる。

なもので手数料も高い。

ただ、ゾゾは在庫リスクがほぼない。すべて9割が受託販売だから。

ゾゾタウンは大量の在庫を抱えながら、小売最大の悩み、

在庫というリスクがほぼない。

 

そこを柔軟に対応してくれるゾゾの配送は小売にとっても魅力的。

まるで、アマゾンのサーバーのよう。

アマゾンが出てから、それが劇的に変わった。

使う時だけ容量が増える。

負荷がかかる時はアマゾンが自動でサーバーを

割り当ててくれるから、使わない時は無駄なサーバーを使わなくていい、

結果、サーバー代が格段と安くなった。

ゾゾもそれと同じ。無駄な時の物流の人員を省けるから。

これは小さな店舗には、とっても魅力的だ。

 

それに加え、ゾゾは、ファッションコーディネートサイト「WEAR」

試着ができないデメリットをある程度、解消してる。

イケメンモデルによる着画は服を

カッコよく見せる上ではいいけれど、「現実感」がなくなる。

「実際どうなの?」となる。そこを「WEAR」は

一般の人も自分のコーディネート写真を投稿できるので、

参考にできるコーディネート案の幅が広がる。

 

うちのような小さな小売は、やっぱり情報提供力がカギになってくる。

ZOZOタウンくらいの規模になると、

なかなか一点一点の細かい情報提供が難しくなってくるから、

どうしても欲しかった残り1点のアイテムに全力で愛を注ぐか、

どれだけ細かく思いを伝えるか。

個々の商品に関する情報密度を濃く、濃く。

買っていただいた人にいかに「高揚感」を届けられるか。

それを徹底していくのが、やっぱり、

うちのような小さなお店のできる道だろう。

 

 

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