星野誠 makoto hoshino

何かが、 どこかが、壊れるかもしれない。

2018.8.17

自分は2000年から18年間、紙の日記を書いている。その日記の3年前の読んでみたら、こんなことが書いてあった。

「泣けてくる、まだ耐えられるか 。 1人で進むのは簡単だ。何かが、 どこかが、壊れるかもしれない。すべてを拾いきれない。すべてを選択できない」

3年前の今日、インドネシアで会社の立ち上げをしていて、3女もまだ2歳、初めての8000m級の山、チョーオユー挑戦を控えていた頃の日記。

今はどうだろう?何か少しでも成長できたかな?何か山を超えると、一つ大きな自分になれると思っていたけど、人生はそう単純じゃないみたいだ。

もちろん、色々なことには動じなくなってはくるけど、突然、一撃必殺的な何かを身につけられるわけじゃないみたいだ。人生も、川の流れのように、徐々に徐々に、川幅が大きくなり、やがて大きな海になる。そんな感じなのかもしれない。

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