「ムダこそがカッコよさだ!贅沢さだ!」 と言い切りたい
自分はメガネ屋をやっているのだけれど、よく商品構成の時、ムダを省いて、売れ筋 商品をもっと多く、もっと多く、効率良く、効率よくという感んじになりがちだ。
でも、効率だけを突き詰めていってしまうと、結局、商品構成がものすごくつまらないものになる。ムダを省きつづけて、売れ筋だけの商品だけ入れ続けて安泰かというとそうでもない。売れ筋だけで、利益がでるかというと、そう簡単でもない。
ムダがなくなると面白みが欠けて、そのもの自体の面白さが欠けてくる。結果、値段でしか売れなくなる。
他より安いとかそういったこどでしか戦えなくなってまうし、そもそもやってる自分達がつまらない。だからうちのメガネ屋では、奇妙キテレツなメガネも置いている。誰がいったい買うんだろうかというような。でもそうすると面白い。だからきっと、そんな商品たちも本当のところではムダではないはずだ。
そう、自分は人生では、いわゆるムダということばかりをやってきた。
いまのところ、ムダはムダのままで終わっているかもしれないけれど、人生でも、ムダの中にこそ、人生の楽しみがあると信じたい。いや、ぜひ、そうあってほしい人生も。
そして、「世の中には、ムダなものはきっとない!ムダこそがカッコよさだ!贅沢さだ!」と言い切りたい。