星野誠 makoto hoshino

「リスクをとらないリスク」言うは易く行うは難し

2022.10.19

リスクをとらないリスクという点について、Forbesに、為末大さんのすばらしい記事があった。

以下すべてForbesより参照

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追い込まれる状況から逃げがちな人が多いことですね。自分の能力を限界まで出す機会は、限られた人にしかない。それでは自分の限界がわからない。限界からリカバーするシステムもつくれない。もっと言えば、自分の弱さにも気づけない。

自分がどのくらい弱いか、ちゃんと覗いたことがある人がどのくらいいるか。本当の自分に気づけていない人も多いと思うんです。危機を自ら望むのはおかしいですが、危機が起きそうな場所に飛び込んだりすることは重要。『リスクをとらないリスク』について、意外と語られていない気がします。

自分を壊すことです。思い込んでいるものが壊される場所にあえて行く。居心地の悪い場所に好んで行く。定期的に恥をかくんです。あとは、大物に会うことです。ちゃんと見透かされておく。年下の天才に会って衝撃を受けておく。

自分を褒めてくれる人や、自分の気持ちのいい人たちと会っていると、ごまかし続けられるんですよ。これでは危ない。

(上記参照 自分が壊される場所にあえて行く。定期的に恥をかく──為末大の成長戦略 Forbes)

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1、追い込まれる状況から逃げがち。

自分は、何歳になっても、できるだけ追い込まれる状況にありたいと思っている。だけれど、自分が望んでいるくせ、いざ、追い込まれる状況になると、本当に辛い。渦中にいる時は、こんな状況二度とごめんだと思う。ただ後から考えると、やっぱりそういった時のほうが、成長してたり、充実してたりすることが多い。

2、思いこんでいるものが壊される場所にあえて行く。居心地の悪い場所に好んでいく。定期的に恥をかく。

これも、本当に自分の枠を広げるには絶対必要なのは間違いなく、意識しているつもりなのだけれど、年をとると、気づくと居心地の良い環境にずっと身を置いてしまったりする。恥をかくとか、居心地の悪い場所にあえて行くというのは、言うのは簡単だけれど、実際やるとなると、これもまた年を取れば取るほど本当に難しくなる。

3、大物にあう

これも本当に人生で重要なこと。どんな分野でも大物の方にあうと、謙虚になる。いや、実際の謙虚とは違うかもしれない。人から色々褒められようが、「いやいや、本当にすごい人はまだまだいるから!自分なんかまったくすごくないから」と。

上記、すべて言うは易く行うは難しだけれど、とにかく、井の中の蛙にならないように、日々、リスクをとらないリスクを解消していきたいものだ。

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