不況時に、ただ苦戦する人と逆に好調になる人
メガネ屋を14年ほど東京で営んでいるのだけれど、コロナになってから、以前と比べ、やはり売り上げが芳しくない。ただし、これ、本当はコロナのせいではなく、自分のせいだ。
不調な人がいる一方、コロナになってから、ものすごく好調になっている人々もいる。
「大恐慌の勝者たち」 という本を読んだ。
不況と言われる状況で、ただ苦戦する人と逆に好調になる人、その差を一番端的に表す分があった。
以下抜粋
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思考停止と責任転嫁。
苦境に陥っているのが自分だけなら、私のどこが悪いのかと問題点を探り、打開策を模索する。しかし、自分だけでなく、ほとんどすべての人が苦境に陥っている以上事態になると、「私だけが悪いのではない。悪いのは政府でないか」などと思考停止と責任転嫁が始まってしまう。こうして戦闘意欲を失った人々は、救いの手が差し出されるのを待つばかりとなる。
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また、堀江さんのゼロでも思考停止について、同じようにいっている。
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人は「ここでいいや」と満足してしまった瞬間、思考停止に突入してしまう。自分にはなにもできない、どうせ自分はこんなもんだ、この年齢では遅い。もしそんな不自由さを感じているとしたら、それは時代や環境のせいではなく、ただ思考が停止しているだけである「ゼロ 堀江貴文」
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やはり原因の最も大きいものは思考停止。これこそが最も大きな原因。つまり、自分は完全に思考停止組に入りそうになっていたわけだ。
「大恐慌の勝者たち」には、他にも興味深い表現多数
「あなたの隣人が失業したら景気後退、あなた自身が失業したら恐慌だ」第33代アメリカ大統領ハリー・トルーマン
「ウォール街に血が流れている時こそ最高の買い時。たとえ自分の血が混じっていても、この原則は変わらない」ジョン・テンプルトン
「破産の本質は金融力の喪失。事業が黒字でも、資金がついえた企業は破産する」
こんな時代だからこそ、「大恐慌の勝者たち」
投資本と思って購入された方からは低評価のようだけれど、歴史書のような位置づけであれば、目を通してみると面白いかもしれない。
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