スペースXのドキュメンタリー映画『リターン・トゥ・スペース』世界を変えるような仕事を始めるときは、十人のうち二、三人がが賛成するぐらいが良い
スペースXのドキュメンタリー映画『リターン・トゥ・スペース』
改めて、イーロン・マスクさんの凄さに驚かされる。
2005年、2006年ごろ、弾道宇宙旅行に申し込んでいたので、自分はよくアメリカを行き来していて、宇宙旅行のカンファレンスにも参加していた。その時に宇宙カンファレンスいらっしゃったのがイーロン・マスクさん。
まだ電気自動車テスラのCEOにもなってなく、またスペースXもそこまで注目されてなかった時代。今では考えられないことだけれど、40人くらいの小さな部屋で行われた、イーロン・マスクさんのカンファレンスは人もまばら。
その時はスケールコンポジット(現在のヴァージン)が注目されていて、宇宙関係の方々からすれば、イーロン・マスクさんは元ペイパルの方も宇宙をやろうとしているようだぐらいの認識だったと思う。
その際は、電気自動車?宇宙??なんてどちらかというと呆れられていたイーロン・マスクさん。今や世界の牽引者。
日本の実業家、大原孫三郎さんもおっしゃっている
「仕事を始めるときには、十人のうち二、三人が賛成するときにはじめなければならない。一人も賛成がないというのでは早すぎるが、十人のうち五人も賛成するようなときには、着手してもすでに手遅れだ。七人も八人も賛成するようならば、もうやらないほうが良い」(大原孫三郎-善意と戦略の経営者)
皆がおもしろいとおもう企画ほどつまらないものはない。誰も賛成する人がいない、十人のうち一人が賛成するぐらい、そんな状態からじゃないと世界を本当に変えるような仕事というのはできないのかもしれない。
イーロン・マスクさん本当に素晴らしい。