分ければ分かる。とことん細かくわけて積み上げる
今年は久々7月に海外の予定。カナダで10km泳いで420kmバイクして、85kmランニングするという長めの距離を走る予定。しかし自分はランが大の苦手。まったく走れない。10km以上走ると足がガクガク。
なんとかならないものかと、45kmぐらいを歩いてみたり、色々と試行錯誤を繰り返していたのだけれどなかなか、うまくいかない。
そんな中、たまたま算数の勉強をしている時に、出会った微分積分の説明。
微分積分というのは、ものすごく簡単にいうと、一度、複雑なものを自分でわかるラインまで細かく分けて単純にする。それが終わったらまた足せばいい。
なるほど、そうか。ということスポーツも同じかと、3kmずつ小刻みに分けて練習してみることにした。
3km走って、ちょっと休憩。3km走って、ちょっと休憩。3km走って、ちょっと休憩。これを繰り返す。
なお現在、体のエクササイズとともに、頭の方もエクササイズ中。
英語も学び直ている最中なので、ゆっくり走っている際に同時に勉強。
まず走る前に、スマホアプリでキクタンなどを1セッション勉強した後、3km走る。走っている間はずっと勉強したセクションを聴き、ぶつぶつシャドーイング。
3km走り終わったら、ゆっくり歩きながら次のセッションを勉強。その箇所の勉強が終わったら、またその部分の英語を聴きながら3km走る。
これが終わったら、また次のセッション、次のセッション、この繰り返し。
これで、昨日は25kmほどまで足も痛むことなく無事走れ、英語の勉強も8日分の箇所が終わった。
わけて考える。これってとっても重要なんだ。
きっと人生もそう。ただ宇宙に行きたいだけじゃなく、それを自分で現実的になるラインまでとことんまで細かくして、それを再度積み上げる。
スポーツも初めから85kmぶっ続けじゃなく、まずは細かくわけて、再度積み上げる。
こういったことの繰り返しによって、知らぬ間に気づいたら遠くへきたもんだ、となるんだ。
思い返せばエベレストの時も、確かに日々をとことんまで細切れにわけ、小さいものを3年ずっと積み重ねてたわけだけれど、何か近道ないか、何か近道ないかとついつい思ってしまい、基本的で最も重要なことまた忘れてた。
今後もきっと、気づくと、何か近道、何か近道と探してしまい、こんな重要なことも忘れてしまうかもしれないけれど、とことん細かくわけて積み上げる、やっぱりこれを忘れないようにし、道を切り開いて行きたい。