良くも悪くも言霊信仰。
元TBS井沢元彦さんの「学校では教えてくれない日本史の授業」を読んだのだけれど、面白い。
通してすべて面白いのだけれど、その中でも、得に第5章:言霊信仰が太平洋戦争へと導いたの箇所がとても面白い。
日本では、古くから言霊信仰があるから、言葉にしたことに魂が宿って現実化するから、戦況が不利にになっても、弱気な言葉を吐くとそれに現実が引きずられてしまってますます悪くなってしまうから、絶えずうまく行っているような言葉を政府が使い続けて泥沼化したという指摘とっても面白い。
自分は、今まで人生、常に思考は現実化するをモットーに、さらには自分の発する言葉を先に放り投げて、そこを辿って人生をなんとかしようとしてきた。まさに言霊信仰で生きてきたから、良いことづくめだと思っていた言霊信仰のいわゆる悪い面に、確かにと初めて納得。
井沢元彦さんの学校では教えてくれないシリーズ、すでにかなりたくさん出ているようなので、他のも読んでみよう。「学校では教えてくれない日本史の授業」とっても面白い!!