わずか数ステップの違い
子供たちが連休なので、土曜、日曜とプチ旅行に行ってきた。自分は東京に住んでいて、うちには車がない。
ただ、まったく困っていない。なぜなら現在はカーシェアがあるからだ。
じつはうちの自宅のすぐ近くには、昔からオリックスレンタカーがある。それでも、現在オリックスカーシェアを使っているわけだけれど、レンタカーかカーシェアかというのはまるで違う。
内容としては、どちらも車借りるわけだし、車自体も大差ないんだけれど、カーシェアは貸し出し手続きと返却手続きが必要ない。さらにガソリンも入れる必要がない。
このわずか、数ステップの違いがまるで違う。
以前、ネットでモノを買うのがまだそこまで一般的でなかった時代、アマゾンが購入までの数クリックを減らすのに血眼になって、ワンクリック購入を生み出し、莫大なユーザーを獲得したように、この数ステップの違いは、一度使ってしまうと、戻れなくなる。
他にも、同じコーヒーでも、まったく並ぶ必要のなくなったコーヒーなど、提供されているものは同じでもまるで違うサービスになる。あとは、最近のスマホ決済とか。最近は財布自体を持たないし、個人の買い物では、滅多なことがない限り現金に触っていない。
この現実の単純な数ステップ。一見そこまで違いがないと思う数ステップ。1度、端折られたものを体験してしまうと、本当に違う。
こんなにも別のサービスのように感じるならば、自分の仕事のメガネ屋も、ぜったいまだまだ改善の余地があるはず。むしろ改善の余地しかないと改めて気づく。
今ある自分の仕事で、数ステップ。わずか数ステップ端折れないか常に考えて改善し続けよう。
