星野誠 makoto hoshino

人間って?生きものたちの奮闘と哀切

2021.10.22

ここ数日「生き物の死にざま」「進化のからくり」を読んでいて完読した。(「進化のからくり」の方はいつも通りAudibleで耳から読んだ(聴いた))

通常とはまた違った視点で限られた命について、改めて考えさせてくれる本で、共にとても面白い。

「生き物の死にざま」は目次だけ見てもその面白さがわかるだろう。

<目次より>
1 空が見えない最期──セミ
2 子に身を捧ぐ生涯──ハサミムシ 
3 母なる川で循環していく命──サケ 
4 子を想い命がけの侵入と脱出──アカイエカ
5 三億年命をつないできたつわもの──カゲロウ 
6 メスに食われながらも交尾をやめないオス──カマキリ 
7 交尾に明け暮れ、死す──アンテキヌス
8 メスに寄生し、放精後はメスに吸収されるオス──チョウチンアンコウ 
9 生涯一度きりの交接と子への愛 タコ
10 無数の卵の死の上に在る生魚──マンボウ 
11 生きていることが生きがい──クラゲ
12 海と陸の危険に満ちた一生──ウミガメ
13 深海のメスのカニはなぜ冷たい海に向かったか──イエティクラブ
14 太古より海底に降り注ぐプランクトンの遺骸──マリンスノー
15 餌にたどりつくまでの長く危険な道のり アリ
16 卵を産めなくなった女王アリの最期──シロアリ 
17 戦うために生まれてきた永遠の幼虫──兵隊アブラムシ
18 冬を前に現れ、冬とともに死す“雪虫”──ワタアブラムシ
19 老化しない奇妙な生き物──ハダカデバネズミ
20 花の蜜集めは晩年に課された危険な任務──ミツバチ
21 なぜ危険を顧みず道路を横切るのか──ヒキガエル 
22 巣を出ることなく生涯を閉じるメス──ミノムシ(オオミノガ)
23 クモの巣に餌がかかるのをただただ待つ──ジョロウグモ
24 草食動物も肉食動物も最後は肉に──シマウマとライオン
25 出荷までの四、五〇日間──ニワトリ 
26 実験室で閉じる生涯──ネズミ 
27 ヒトを必要としたオオカミの子孫の今──イヌ 
28 かつては神とされた獣たちの終焉──ニホンオオカミ 
29 死を悼む動物なのか──ゾウ

「進化のからくり」の方は、また違った見方で進化というもののワクワクを再発見させてくれる。

人間って?生物って?進化って?改めてそう考えさせてくれるとても楽しい本。

いつもとはちょっと違った視点になれる「生き物の死にざま」「進化のからくり」共にオススメです。

カテゴリー

– Archives –

– other post –

– Will go to Mars Olympus –

– next journey Olympus on Mars through Space Travel –

– 自己紹介 インタビュー –

RSS *“Yesterday, I Went to Mars ♡”*