ディープフェイク。AI(人工知能)による音声クローン
ディープフェイク技術。アラブ首長国連邦で、AI(人工知能)による音声クローンで大規模な詐欺事件が発生し被害額は46億だという。
ディープボイスという分野の発達が凄まじいようだ。
2018年に亡くなったアンソニー・ボーディンのドキュメンタリー映画『Roadrunner: A Film About Anthony Bourdain』では、ボーディン自身が書いたテキストをAIでつくられたボーディンのフェイクの声が45秒読み上げたということだが、それが事前に観客に伝えられることがなかったことで、問題になっている。
ただあらかじめアートとして使われるディープボイスもあり、ニクソン大統領のスピーチをAIで再現したアート作品や、2013年に亡くなった女優マーシャ・ウォレスの声を再現した「ザ・シンプソンズ」などがあるという。
ディープボイス、会話をしていても本人かどうかはわからないなど詐欺につかわれてしまう可能性などはあるけれど、これが本当に発達すれば、今後は自分がいなくても、自分の変わりに、すべての仕事や講演がAIが変わりにやってくれる時代が来るかもしれない!
ブレードランナー2049などじゃないけれど、SFが現実に!本当に面白い世界だ。