「利休にたずねよ」
昨日は「利休にたずねよ」を読んだ。利休の本は、この本の前に「茶聖」を読んでいて、とっても面白かったので、2冊めなのだけれど、2冊とも本当に面白い。
歴史上の人物誰に会ってみたいかなどの質問が、たまあるけれど、もし自分が聞かれたら「利休」と答えよう。
とくにこちら「利休にたずねよ」は茶の表現が絶妙で、ぜひ茶聖「利休」の「わび茶」を受けてみたい。
秀吉、家康など名だたる戦国武将が「利休」の茶で心動かされる表現などが絶妙。また本文の中での茶とともに出される料理の表現なども素晴らしい。
人生、何かをとことんまで極めたら、武力などなくとも、世界に影響力を与えられるのかもしれないと気づかせてくれる一冊。茶など興味がなくても、人生にとっても、とっても素晴らしい一冊。