心理的安全性「もう意味がないからやめよう」
いま何かと話題の本『心理的安全のつくりかた』を読んだ。
Googleが「心理的安全性は、生産性の高いチームに重要」と発表したことで、なにかと注目を集めている心理的安全性。
小さいお店でも、小さい組織でも、自分以外の誰かしらとともに働いている人は、「どうすればスタッフ個人個人が自発的に、独自で輝くことができるか」という点を模索続けているところが多いと思うけれど、この本を読んで、今までの経験でのまずさなど再確認できた。
以下本文より抜粋
まず、心理的安全性のある組織を生み出すリーダーの要素は、
1)「こうあらねばならぬ”といった「思い込み」を解きほぐす」
2)「自分たちはこういう価値を生むために仕事をしている」ということを、メンバーに提示できる」
3)「現実のフィードバックを受け止める」
そして、職場で心理的安全性が高く感じられるのは、
(1)ネガティブな内容も含めて隠し事なく報告が上がる「話しやすさ」因子
(2)トラブルなどが発生した際チームに共有・相談ができる「助け合い」因子
(3)時代の変化に合わせてチームで新しいことを模索する「挑戦」因子
(4)異質な人材を受け入れ個々の才能を掛け算する「新奇歓迎」因子
という4つの因子があるとき
だという。
毎日「現場になにかかったらどんどん言ってね!!」などといいつつ、実際何か言ってもらったら「それはない」など否定ばかりされたら、そりゃ現場も「もう意味がないからやめよう」となってしまう。
それを防ぐために、自分はたまに「自分も含め、上のいうことは5割は間違っていると思うから、もし何かやってしまったら指摘して」ということも言ってはいたけれど、ここでも言ってもらったときの指摘に気づかなかったら、これすら「もう意味がないからやめよう」となってしまう。
「否定しないこと」と「感謝すること」が大きなポイント。
自分の言動がメンバーの心理的安全性を下げてしまっていないか。常に自問自答しながら、現場から「もう意味がないからやめよう」にならないように長く根気よく続けていきたい。
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