星野誠 makoto hoshino

妻と「子供の可能性」で、もめる

2021.8.1

妻と子供の可能性の話になって、もめた。

自分の主張は、

自分がやりたいこと以外やらせる必要はない。嫌な習い事なんてやめればいい。そもそも親が課す、塾、お受験、習い事なんていらない。早期教育なんて気にする必要はない。

妻の主張は、

子供の将来の可能性を広げるため、早いうちから素晴らしい環境に子供を置いてあげるべきだ。子供のうちは、やりたいやりたくないなんてわからないから、親が色々とやらせてあげるべきだ。

自分は、無理矢理やらせても習い事や、勉強はまったく身にならない。無理矢理何かを勉強せてもらう機会をもらっても身になったことはないから、そんなことは絶対はやめるべき。

つまり、「本気だったら勉強はもちろん、なんだって応援する。でも本気じゃないなら、どんなことも応援しない」というスタンスだったのだけれど、昨日、友人も含めその話をしていて、その自分の考えをが100%間違いだったのに気づいた。

ちょっと話それるけれど、そもそも、世の中によくある「本当に自分のやりたいことがみつからない」の最も大きな原因は、面白そうかも!と思ったことに実際挑戦しないから。最初から本気で、好きで好きでどうしょうもないことなんてないし、大人だって100、200、300と色々なことをやってみて、運良く1つ、自分の心からやりたいことがみつかればいいほうで、1000ぐらいやってみても、自分の本気に到達しないことだって多い。

だから、自分が人の前などで話をさせていただくときは「本当に自分のやりたいことを探すには、とにかくすべて手を出してみて、本当にやりたいことを見つける、それがbestかはわからないけれど、betterだと思う」とお伝えさせていただくことが多かったのだけれど、子供にはまったくそれとは反対のことを押し付けていたわけだ。

「お前が本当に本気なら応援してやるぞ」と言っていた自分は、100%間違いだった。

「一発で人を射抜けるような強い想いのことじゃないと、お前を応援しないぞ!」なんてこと大人でもできるわけないんだけから、子供は、最初から本気なんてありえないから、ちょっとでも興味を示したら、今後は、どんどんやらせてあげよう。

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