人間の精神の均衡「夜と霧 新版」世代を超えて読み継がれるべき本
今日は「夜と霧 新版」を読んだ。「夜と霧」は世界的ベストセラー。
日本語版の初版は1956年。その後1977年に改訂版が出て、2002年3度目の改訂版でこの新版が出版されたとのこと。自分は、この新版で、今更ながら初めて「夜と霧」を読んだ。
やっぱりすごい。個人的にアウシュヴィッツというと、映画「シンドラーのリスト」が真っ先に思い浮かぶが、この「夜と霧」も世代を超えて読み継がれるべき本だ。
精神医学の医師であり、のちに教授まで勤めたフランクル・ヴィクトール氏が淡々と語るナチスにより強制収容所に送られた体験は、人間の精神を包み隠すことなく描いている。うちの娘は小学生だが、うちの娘たちには、ぜひ早いうちに読んで欲しい。
フィクションでは、Netflixオリジナルの湯浅監督の「デビルマン」
と「日本沈没」
が人間の精神の均衡を描いた名作だと思うが、
「夜と霧 新版」こちらは本当に凄まじいノンフィクションだ。
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