星野誠 makoto hoshino

達人になれなくても。短期間だけれど、短時間じゃない。

2021.5.26

自分がエベレスト含め7大陸最高峰を登り切ったのが、3年半ほど。宅建合格が20日ほど。

一見、通常の人より短期間で何かを達成したようだけれど、じつはなんのことはない。短期間であっても短時間じゃない。

エベレストの時は、エベレストを目指す!と言ってからはほぼ登山の素人からだったけれど、ちょうどその時、香港にいたので、香港にいるときは、セントラルという標高0のところから、ヴィクトリアピークのさらに上の公園のさらに上まで、毎日標高差650mほどを、場合によっては朝晩登り降りしていたし、香港じゃなく日本にいる時や、その期間はインドネシアにもいたので、その時は常に日中は足に重りをつけて、そして夜は20kgのバックパックと足に重りをつけて階段の登り下りを必ずしていた。それを3年半、毎日やっていた。

なので、おそらく週末だけ山に行っている方よりも、荷物を背負ってあるいている時間は自分のほうが多くなっていたはずだ。

宅建の時も同じで、宅建の合格ラインまでの平均勉強時間が200時間ということだったので、その時は、本当に完全に宅建だけ。毎朝5時に起きて夜1時まで、休憩を挟みながらも15時間勉強してた。で途中で、3人目の子供が生まれたので、奥様の実家に帰り1週間ほど勉強ができなかったのだけれど、210時間は勉強した。

結局、物事は反復練習。

30分何かに打ち込み、5分休む。それを何度も何度も繰り返す。これを繰り返し、自分の具合を見て、長めの休みをいれる。

それを何ヶ月、何年と繰り返していく。結局は、すべては反復練習。

で、この方法で、ある程度の時間が確保できれば、達人にはなれなくても、ほとんどのことはうまくいく。

最近プロのアスリートの方のドキュメンタリーを見ていても、改めて、プロと呼ばれる方々もこれとまったく同じなんだと実感した。結局、最後はすべて反復練習。

 

 

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