星野誠 makoto hoshino

一般人も未公開株式に少額で投資できる「SPAC」

2021.4.14

最近何かとよく目にする「SPAC(特別買収目的会社)」

自社事業がなく買収を目的とした「空箱会社」

SPACの設立者は、だいたいが大企業の元経営幹部だったり、著名投資家であるなど一定のネームバリューがある人。
例えば日本だと「孫さんが回収先探しているのだからうまく行くだろう」とそんな期待から、みんながお金を投資する。

SPACは、新規に事業を立ち上げる創業者にとって、新たな資金をまとまって確保できるという利点があるといわれているけれど、一般人にもメリットがあるといわれている。

たとえば、海外のニュースで話題になるまったく新しい技術を開発する未公開株式の会社。そんな未公開株式を買おうとしても、通常はプロの機関投資家や、富裕層の方などの限られた投資家しか購入できないけれど、SPACがあればSPAC自体が上場企業なので、一般人も未公開株式に少額で投資できるというわけだ。

もちろん、「未公開株式への投資リスク」という問題もあり、現在は会計上の処理変更の可能性から、新規募集は一旦停止中というけれど、スタートアップ育成のため、日本でも解禁という噂も。

今は、色々と問題はあるのかもしれないけれど、とっても面白そうだ。

 

 

 

 

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