星野誠 makoto hoshino

「遊びをせんとや生まれけむ」梁塵秘抄

2021.3.24

「遊びをせんとや生まれけむ」

これは、平安時代の流行歌「今様歌謡」集、「梁塵秘抄」の中の有名な歌の一説。

「遊びをせんとや生まれけむ」この歌を歌ったのは、当時、女性が男装しながら踊るというのが流行っていたようで、そのスタイルで各地を回っていたと方々だったという。

 

遊びをせんとや生まれけむ

たわぶれせんとは生まれけむ

遊ぶ子供の声聞けば、

我が身さえこそゆるがぶれ

 

自分は、この歌がとっても好きだ。

自分は眼鏡屋をやっている。

仕事としてやっているので、もちろん利益をあげるのが目的なのだけれど、それよりも、もっと単純に、自分自身がもともとメガネが大好きで、その楽しさを色々なところで、享受していたので、多くの人にもメガネを楽しんでもらいたい。さらには多くの人にもっともっと人生を楽しんで欲しい。そして、自分ももっともっと人生を楽しみたい。そんな単純な心から。

なので、スタッフなどにも、とにかくお客様と楽しむことを第一に!などと言っているのだけれど、これって自分の中にも、遊び、つまり余裕がないと生まれない。

つまり、日々の業務がウダウダ〜、日々の商品UPがウダウダ〜、など色々なことを言いすぎて、お客様と遊びを持って楽しんで!なんて真逆なわけだ。

「遊びをせんとや生まれけむ」

とにかく今一度「多くの人にもメガネを楽しんでもらいたい!」それだけを常に最優先にし、毎日仕事をしてもらうようにしよう!

 

 

 

 

 

 

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