実話を元にした映画「コーチカーター」が面白い
映画「コーチ・カーター」を見た。
実在のカリフォルニア州・リッチモンド高校のバスケットボール部コーチのケン・カーターの実話を題材としている映画で、ほとんど試合に勝ったことがないこのチームに、高校のOBであるケン・カーター氏が新しいコーチとして赴任してくるというストーリー。
結局ものすごく強いチームになるわけだけれど、日本の場合だと、まさにラグビーの「スクールウォーズ」
こういった弱小チームが、ある一人の教師が赴任してから数年で全国優勝を果たすまでの軌跡。
ちなみバスケももちろん強くなったが、それよりもすごいのは、リッチモンド高校は無事に卒業する生徒は50%、大学進学率は6%、同校が所在するコントラコスタ郡では黒人男性の3割が刑務所に行き、刑務所に入る割合が大学進学率の80倍という荒れた状況のなか、指導した生徒達のほとんどは大学へ進学することに成功したことだ。
実在のケン・カーター氏は「自分のことをよく思わない生徒がいるのはかまわない、10年後に彼らが成功を手にすることが自分の望みなのだ 」というとおり、バスケットボール以外でも、指導した生徒達のほとんどは大学へ進学することに成功している。
「教育というのは「世の中で生きていくために最低限必要な知識をつける」役割と「さまざまな経験を通して、自分が夢中になれるものを見つける機会を与える」役割の両方がある」
と中島聡さんも言っていたが、カーターさんは、その両方をしっかりと生徒たちに教えることができたのだ。
うちも子供が4人。子供の指導だったり、人の指導というのは本当に難しい。こういうドラマなどを見ると、やっぱり問題はこちら、教育するほうなんだと、つくづく実感させられる。
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