星野誠 makoto hoshino

それがたとえ間違っていようと、選択する力。

2020.11.20

今年は、コロナなどで、例年より変化の1年だった。

うちはメガネ屋なので、まだそこまででもないけれど、売り上げが半分以下になったり、普通の接客では商品を売ることができなくなったりと。

ただ、そもそもうちのような会社は、元々、明日はどうなるかわからないし、そもそも自分に関していえば、もっと明日はどうなるかわからない人生を生きているので、なんというか、どちらかというと平和な1年だった。

数年前、エベレストや南極、アラスカの山に登りながら、ジャカルタや香港で会社をやっていた時の方が、本当の意味で、明日生きていられるかもわからないような状況だったので、今年は本当に穏やかな1年だった。

 

普段から、そもそも自分の仕事には保証がない。まあ、この時代、以前のように大手だから安泰。公務員だから安泰というのはかなり少なくなってきたのだろうけど、それを加味しても、自分の仕事には常に保証がない。自分の人生には、常に保証がない。

なので、そうなると、やっぱり一番なくてはいけないのは、対応力。それが、たとえ間違ってようと合っ選択する力。人生はトータルのプロセスなので、どんな不調な時も、全て含めて人間力と考えられるような柔軟力。

エベレストで会った世界の変人たちは、本当にその力が強かった。もう、めちゃめちゃ柔軟で、すぐ選択する。そんな力があれば、今後の時代も生きていけるのではないかと、ふと思った今日。

新しい仕事につかざるをえない。新しい状況に対応せざるをえない。そんな日々を、能動的に生きられさえすれば、きっと世界中どこでも、文化や人種の違いを乗り越えて、やっていける気がする。

 

 

 

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