星野誠 makoto hoshino

11月14日打ち上げ予定。SpaceXクルードラゴンに、NASAのマイケル・ホプキンス、ビクター・グローバー、シャノン・ウォーカー、JAXAの野口聡一氏。

2020.11.10

11月14日打ち上げSpaceXのクルードラゴンに、NASAのマイケル・ホプキンス、ビクター・グローバー、シャノン・ウォーカー、JAXAの野口聡一氏。

今年5月にベーンケンとハーリーを国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げ成功した、スペースシャトル引退から、9年ぶりにアメリカからの打ち上げに成功し歴史に名を残したSpaceX。今月14日に再び打ち上げ。今度はJAXAの野口さんも搭乗予定とのこと。

この打ち上げ、もともと、9月下旬に予定されていたところ、10月14日に3人のクルーを乗せ打ち上げられた「ソユーズMS-17」と、そのあたりのISSに待機しているクルーの兼ね合いで、打ち上げが今月に延期されていたようだ。

ちなみに先月10月14日に打ち上げられたソユーズは、2016年にバージョンアップしたソユーズ「ソユーズMS」で、ソユーズ史上最短の3時間でISSとドッキングしたらしい。

NASAはスペース・シャトルの引退後、ロシアからソユーズの座席を購入し、NASAや日本、欧州、カナダの宇宙飛行士をISSへ送り込んでいたけれど、今後は、SpaceXのクルードラゴンかボーイングのスターライナーがメインになりそうだ。

なお、クルードラゴンかボーイングのスターライナーがメインになっても、NASAの宇宙飛行士がソユーズに乗る機会が完全になくなるわけではなく、宇宙飛行士がクルー・ドラゴンなどに乗ってISSに行き、その代わりにNASAの宇宙飛行士がソユーズに搭乗するという形も検討しているそう。

なおこの話については、ロシア側がまだ、クルードラゴンの信頼性が確立されていないことなどを理由に同意してはいないみたいだけれど。

スペースシャトル引退前は、アメリカの会社、スペースアドベンチャーズなどで、22億ほどで民間人もISSに1週間滞在できていたけれど、スペースシャトル引退後は価格は100億ほどにあがり、そもそもお金の問題じゃなく、民間人まで順番がまわってきてなかったようだけれど、再び民間人も手軽に??お金さえ出せば、宇宙に行ける時代復活?

とにかく、SpaceXのおかげで、宇宙は間違いなく身近になってきている!!

 

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