星野誠 makoto hoshino

ディストピア?労働を監視する新たなAI技術

2020.7.16

北京・自動化研究所が、人工知能(AI)を使った労働の監視、およびパブリックセーフティー技術に関する新たな論文を発表したというForbsの記事を見た。

労働を監視する新たなAI。中国は、もうすでにいたるところで顔認識されているという噂を聞くけれど、すごい。というかもはやSF。

以下Forbsより

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労働中、労働者の顔、名前、所属、業務、連絡先、出退勤時間、休憩時間などのデータを学習・登録した上で固有の識別番号を付与。監視カメラを通じて行動を細かく観察し続けるという。そしてリアルタイム動画から、与えられた仕事を適切にこなしているか、作業を行うふりをしてさぼっているかなども判断。

労働者がスマートフォンを触ったり、タバコを吸う挙動を発見すると、AIシステムは監督スタッフに即座に通知を行う。安全管理にも活用されており、ヘルメットの未装着、危険エリアへの侵入、労働スタッフ同士の諍いなどが発生した際にも同様に通知を行う。仮にトラブルが発生した場合には、現場証拠として警察に動画や解析結果が提示されることもあるそうだ。そして、すでに中国第三位の国営企業・中国石油天然ガス公社(CNPC)が、中国全域にある建設現場10数カ所に同AIシステムを導入しているという。

参照Forbs 

なかなか恐怖なディストピア時代になってきた。

 

 

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