星野誠 makoto hoshino

1人旅の醍醐味は「無駄」間違えて入った小道

2020.6.27

月曜から1人行っていた沖縄、本日東京に帰ってきた。やっぱり東京の街と沖縄の上のほうの街はぜんぜんテンポが違う。

そういえば、沖縄の海辺の月夜の下で、「星野〜これも食え食え」と美味しい「もずく」や豆腐などを御馳走いただいた海人の大先輩がとても素敵なことを言っていた。

「人生ってのは下り坂からが面白いんだぞ」

「え?下り坂からが面白い?どういうことですか?」

「若い頃は、頑張ろう頑張ろうしちゃう。それやめて身を任せると楽しいぞお、人生は下り坂からが面白い。下にいくだけだろ。もうほんと楽しいぞお〜っ」って。

 

なるほど!! そうか、がんばりながら、がんばらない。そんな感じなのかな?

良い情報もすべてシャットアウトする時間。そんなことが時にとっても重要なんだろう。

あと自分に対しても常に問いかけたい質問の1つ「行動しよう!行動しよう!といっても行動できない、どうしたら行動できるようになるか?」ってことで、感動することが、結局行動することの一番のパワフル要素だって改めて思い出した。

で、どうしたら感動できる?となると、行動すること。行動すると、感動する、感動すると行動する。たまごが先か鶏が先かじゃないけれど、そうだった、そうだった、これだった。

あと、やっぱり人生って、一瞬の体験が人生を変える。

ちょっとした旅先の夕日だったり、空気感だったり、誰もいない森の中だったり。本ってとっても素晴らしいと思うんだけど、本を読んでいるだけじゃ変わらないと思う。日常の体験がトリガーとなって、本で読んでいたことだったり、日頃思っていることが自分事として自分の行動として発動する。これって間違いない気がする。

 

そして、自分が趣味として楽しむ旅で、一番大切にしてたことも思い出した。

ひとり旅って、下調べとか、計画とかしちゃうと旅自体の楽しさが、ほとんどなくなる。まったく予定なしで行ったほうがいいってこと。

例えば、最初から、この日はこうして、この日はこうしてなど、予定をたてていくと、予定通りにいかないと残念なことになっちゃう。でも、まったく予定なしであれば、雨だったら雨で楽しめるとこに行けばいいし、晴れなら晴れで楽しめるとこにいけばいい。

今回も大雨でター滝というところの水位があがって、水量も倍以上になってたことから、いつもは大混雑というター滝も人っ子1人いなくて、とっても神聖で贅沢だったし、滝も、水量が2倍以上だったので、ものすごい迫力だった。とにかく、自由自在に行くから旅ってのは楽しいし、とっさの適応を楽しめる。

自分もかれこれ今まで50か国以上楽しんできたけれど、やっぱり思い返してみても、今も強力に記憶の中に残っていることって、あの時、あのおかげで飛行機乗り過ごしたとか、あの時、あのおかげで足止めくらったとか、いわゆる無駄から生まれた体験。あと間違えって入った名も無い小道だったり、下調べもせず、ふらりと入ったお店だったり。旅って結局、そのあたりが一番楽しいんだよな〜

 

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