星野誠 makoto hoshino

沖縄の離島を気軽に味わえる島、伊江島「求ム、軍用地 秘密厳守」

2020.6.24

今日は沖縄の離島を気軽に味わえるという伊江島に行ってきた。

とても素敵な島で、本当に素晴らしかったのだけど、違和感のある看板が。

「求ム、軍用地 秘密厳守」

伊江島は今でも島の35.3%がアメリカの軍用地らしい。もともと島の半分がアメリカの軍用地だったところ5度の返還で現在の35.3%になったとのこと。

という歴史からの「求ム、軍用地 秘密厳守」

この求まれている軍用地は、米軍基地の区域内の土地のこと。つまり、今自分が住んでいる家を米軍に売るのではなく、すでに「軍用地」になっている土地が、不動産屋の取引条件とのことだった。

現在の軍用地は殆どが民有地。地主が強制収容所に収監されている間に米軍により基地が建設され、未だに多くが返還されていないからだという。

1955年、軍に土地を奪われた伊江島の住民が本島に渡って窮状と支援を訴えたという「乞食行進」

ただ伊江島、素晴らしい、素晴らしいと浮かれていた、ただのよそ者の自分。表面的なところだけをすくい楽しんでいた観光気分な自分自身に疑問を持った1日だった。

 

 

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