星野誠 makoto hoshino

自己受容と他者受容は比例する。

2020.6.12

そういえば、最近、飄々としているね!と言われたのだけれど、よくよく考えてみると、自分の場合、昔からそうではなかった。もし昔より今のほうが自分が飄々としてるというのなら、昔より自分を受け入れられるようになったてことだ。すっごくシンプルで、だから自分が受け入れられるようになればなるほど、他の人も受け入れられるようになる。これ間違いない。

逆にやっぱり自分を受け入れられない人が、他人を受け入れられることなんてできるわけがない。

で、じゃあ自分を受け入れるのはどうするの?ということになるのだけれど、それが、恐怖であり、失敗であり、挫折であり、劣等感、孤独感、無力感なんだ。

自分が恐怖って最高です!とか、挫折って最高です。孤独感って最高です!って常に言っているのだけれど、なかなか理解されない。

不自由な環境こそ、むしろ不自由な環境だけが、本当の自分を確立できる。

一番美味しい経験は恐怖とか挫折とか孤独感なのに、それを先回り先回りでなくしちゃう。

ちなみに挫折って本気を出してないとできない。あと挫折を避けるのって、簡単で本気を出さなけりゃいい。チャレンジしなければいい。挫折の経験があるとしたら、本気になったことがある人だ。チャレンジしたことがある人だ。

「子供を不幸にする一番確実な方法は何か それをあなた方は知っているだろうか。それはいつでも何でも手に入れられるようにしてやることだ」(ジャン=ジャック・ルソー)

子供に失敗させないように、先回り、先回りさせちゃったら、子供なんてぜんぜん成長できない。

さみしい、がっかり、残念、不安、悲しい、痛い、無力感を経て、ありのままの自分を受け入れられるようになる。どんな時の自分もふくめて、自分を受け入れられるように徐々になる。ありのままの自分に向き合おうと思えば、失敗やら、孤独やら、挫折は絶対に避けて通れない。これらを通ることで、結果、謙虚になれる。

だから自分は、学生のときはあえてひとり旅にでたり、最近だとあえてエベレストに登ったり、大変でしかないといわれた香港にあえてお店作ったり、インドネシアで会社やったり。失敗、痛い、悲しい、今までの経験は、ぜんぶ自分に、かけがえのない色々な発見を与えてくれた。

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