「Acclimated」(順化)? 免疫パスポート?
今、うちは店舗はcloseでネットだけの運営。本日は自転車で商品ピックアップに銀座店に行ってきたのだけれど、銀座は、ほぼ人なし。
むしろ清々しく、いつもがこのぐらいの東京だったらなんて素晴らしいんだろう!!と思ってしまった。ただ、個人的に好きだとしても、経済的にはそうは言えなくて、この感じだと、実店舗が東京に2つあるうちも今の体制じゃ、やってなれない。いったいこれはいつまで続くんだろう?
外出制限がすでに長く続いている欧米では、この状態を打破する検討は当然始まっているらしく、その中の一つが、免疫の有無を調べる抗体検査、つまり「免疫パスポート」だという。
ドイツとイギリスが、感染したが回復して免疫を獲得したことが証明された場合、「免疫パスポート」を発行し、一足先に職場に復帰できるなど、ロックダウン中の制限から解放させるプロジェクトを検討中とのこと。
ただ、ここで問題になるのが、「免疫パスポート」がある人とまだない人の差別の問題で、パスポートがある人が増加するにつれて、ない人がさまざまな形で排除されかねないという。パスポート保持者が街中を自由に移動できるのに、ない者は自宅待機を迫られつづけるような事態になると、あえて感染してまでして「免疫パスポート」を取得しようとすることにもなりかねないということが問題らしい。
実際、歴史的にも、1847年、致死率50%越えという黄熱が流行したアメリカ・ニューオリンズでも同じことが起こったらしい。当時、「免疫があること」が「Acclimated」(順化)と呼ばれ、社会的地位の1つになり、格差を広げた。黄熱病にまだかかっていない人は、お金が借りられない、結婚もできない、働けない、などの差別が実際起こったそう。結果一部の人は、免疫を確保する為にわざわざ命を賭けて黄熱病にかかった人がいたという。
ただ、現在のコロナの場合は、それよりも以前に、まだ免疫はどのぐらいの期間持続するのか、免疫反応は本当に再感染を防ぐのか、症状が消えて抗体ができた後でも、人に感染させる可能性があるのかなどにまだほとんどのことがはっきりしてないので、そもそも有用性がはっきりしてないようだ。
「早く感染した方が得?」やっぱりコロナは、まだだま一筋縄ではいかなそうだ。
参考サイト 朝日新聞デジタル
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020041500003.html?page=1
https://www.wbur.org/hereandnow/2020/04/17/coronavirus-immunity-privilege-yellow-fever
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