星野誠 makoto hoshino

『あ、そのレベルはいくらでもいるよ』っていう話

2020.3.26

自分のタイムラインには坂本教授のことなどチェックすることが多いので、グーグルが勝手に坂本教授関連の記事をあげてきてくれる。とても便利な時代になったものだ。

逆に自分がよく読む記事しかあがってこないので、今の自分のタイムラインには、まったくコロナの記事などがない。だいたいあるのは、教授の話だったり、オキュラスVRの話だったり、眼鏡やサングラスの話、映画の話、新しいガジェットの話。

さて、昨日に引き続きまた坂本教授のお話。

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「世界は広いから、ひとつの音楽を作ってそれを伝えていくには時間がかかる。だから、日本みたいなマーケティングで、曲の命が3週間で終わってしまうような音楽じゃ、それはできないわけです。曲の命が長くないと通用しないんだよね。それだけ、広い地域の批評にさらされるわけだし。そういう音楽が作れるのは日本にはひとりしかいないかもしれないけれど、世界には100人いるかもしれない。それより上へ行かなきゃ評価はされないわけです。『あ、そのレベルはいくらでもいるよ』っていう話で、ハードルはそれだけ高くなる。でも、そのハードルが、作品のクオリティを高めてくれるんですよ」
(雑誌「ゲーテ」2006年4月号より)

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うーん。なるほど。やっぱりか。

やっぱりそうなのだ。あ、そのレベルはいくらでもいるよ』っていう話なんだ。人は上に行けば行くほど謙虚になるってことなんだ。

自分がエベレストに登った時、世界最強、エベレスト無酸素で1週間で2回登頂した「キリアン・ジョルネ」さんとまさにエベレスト登っている出来事の最中にお会いしたのだけれど、本当に謙虚。ものすごく謙虚。心のそこから謙虚。キリアンさんにしたら、キリアンさんクラスの人は、世界中見回してもまったくいないはずなのに、『あ、そのレベルはいくらでもいるよ』って感じで本当に謙虚なのです。本当に!!

たまに自分もエベレストに登ってすごいですね!などと言われることあるんですけど、本当に『あ、そのレベルはいくらでもいるんです』って話なんで、嫌味でも謙遜でもまったくなんでもなく、普通なら絶対謙虚になるわけです。

本当に世界を知れば知るほど、謙虚になる。そんなことだと思います。

『あ、そのレベルはいくらでもいるよ』って話でした。

 

 

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