瞑想とは「行う」ものでなく、瞑想とは「起こる」もの
私はインド哲学を大学で勉強していたし、社会人になってからも、一時定期的に座禅を教わっていたので、瞑想などそういった類のことが大好きだ。ただ、瞑想というのが大変難しい。
無意識化、無念無想などにはほとんど到達しない。瞑想とは「行う」ものでなく、瞑想とは「起こる」もの。瞑想とは、意図的に心を瞑想の状態に「する」のではなく、ある習慣に、心が、ふと瞑想の状態に「なる」。だからエベレストとか登っている際にふと、「起こる」一瞬だけ起こった。無意識化にほんのコンマ一秒にもみたいないぐらい本当に一瞬だけ起こり、また現実のエベレストに戻る。瞑想は長さでなく深さ、そんなものの気がする