星野誠 makoto hoshino

『1917 命をかけた伝令』をIMAXと『プロメア 』を4DXで

2020.2.20

今日は『1917 命をかけた伝令』をIMAXで『プロメア 』を4DXで立て続けに見た。

『1917 命をかけた伝令』は『007 スカイフォール』『アメリカン・ビューティー』などのサム・メンデス監督。さすが!これは本当IMAXで見る映画だ。

たかだか100年前。劇中に草原が出てくるのだけれど、当時の戦場があったベルギー南部からフランス北東部のすばらしい平原(本当の撮影はイギリスのソールズベリー平原とのこと)が戦争とは対照的で、むしろ恐ろしい。エベレストの時もそうだったけれど、最初の遺体を見た時はびっくりしたが、それ以降の遺体はまったく気にならなくなった。戦争とはそういうものなんだろう。第一次世界大戦がまだ100年前か。緊張感がたまらなく、頭がクラクラした。明日このような世界にもなりかねない。

一方『プロメア』は去年のアニメ映画だったけれど、熱狂的なファンが多く、異例の後付け4DXになったということで見てみたのだけれど、音楽と絵がスタイリッシュ。悪役的なグレイというのがいるのだけれど、じつはそんなに悪でもなく、むしろ人類を救おうと思ってるからそっちのほうがよいんじゃないか?と思わせるそんなキャラだった。もし現実世界でこのようなことになったら、例えばイーロン・マスク氏やジェフ・ベソス氏に、悪役グレイぐらい徹底して舵を切って欲しい、そう思う映画だった。

 

2つに共通するのは、とにかく、人間というのは恐ろしいな。そんな映画でございました。

 

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