星野誠 makoto hoshino

永遠が、鬱を発動させる。人に力を与えるのは有限だ。

2019.6.20

今日こんな名言を見た。

『何百万人という人が永遠の命を願う――雨の日曜の午後さえどうやって過ごそうか持て余しているというのに』(スーザン・アーツ)

さすが名言! うまいことを言う。思わず、声をあげて笑ってしまった。

永遠の命は、どの時代でもおそらく漏れなく話題にされてきた話題だろう。

ただ永遠というものが、鬱というものを発動させることがあるのをご存知だろうか。

有限だからこそ人はひかり輝くのだ。

なぜ人はエベレストに行くかって? 意味なんてもんはまるでないけれど、

死の危険、有限のワクワク感を感じるためだ。

学生時代、映画「インタビューイズヴァンパイア」のルイ役のブラッドピッドを見ても、

そんなことをじわじわフツフツ、脳味噌で感じたものだ。

なのに、皆がやっぱり永遠を求めつづけるのはなぜか、だれか教えて欲しい。

『何百万人という人が永遠の命を願う雨の日曜の午後さえどうやって過ごそうか持て余しているというのに』(スーザン・アーツ)

この名言は何度、読み返しても最高だ。

 

 

 

 

 

 

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