星野誠 makoto hoshino

ニコラス・ケイジの「ロード・オブ・ウォー」ある時は協力、ある時は敵対

2019.1.14

自分の大好きな映画の1つにニコラス・ケイジの「ロード・オブ・ウォー」がある。

「ロード・オブ・ウォー」(Lord of War)は、複数の武器商人への取材を元に作られた、

ノンフィクションに基づくフィクション映画。

この映画、じつは、自分のもっとも好きな映画、

遺伝子操作と宇宙を題材にした「ガタカ」という作品と同じアンドリュー・ニコル監督の作品だ。

 

「ロード・オブ・ウォー」は「ガタカ」とはまったくテーマは違うんだけれど、本当に面白い。

「ガタカ」と同じように、携帯でいつでも見えるようにしてるし、

ブルーレイでも持ってるしすべての端末に入れている。

 

ニコラス・ケイジ演じる主人公のユーリ・オルロフがとてもいいし、

それを追うイーサン・ホークもいい。

主人公の武器商人ユーリが自分に定める4つの掟も面白い。

1、自分の商品では撃たれないこと
2、常に支払いの確保をしておくこと
3、自ら銃を持って顧客に加勢しないこと
4、戦争をしないこと。特に、自分自身とは

 

「ロード・オブ・ウォー」はあくまで映画だけれど、

強い力を持つ一握りの人が、ある時は協力し、ある時は敵対して、

経済や政治を動かしているというわかりやすい映画だ。

武器商品は、もちろん武器を消費してくれる戦争を好むし、

戦争や紛争がいつまで立っても終わらないほうがいい。

「武器商人がいると戦争が長引いて困る」というセリフが映画の中で言われるが、

現実も、武器産業のコンサルタントとして噂される人は数多くいるし、

実際の世界も様々なパワーと思惑がドロドロと絡み合って形成されているのだろう。

 

カテゴリー

– Archives –

– other post –

– Will go to Mars Olympus –

– next journey Olympus on Mars through Space Travel –

– 自己紹介 インタビュー –