自分を高めるためじゃない、儀式のようなルーティンに憧れて
例えば
毎朝6時4分、板橋駅の喫茶店、手前から2番目の席に
表通りを背にして座り、アメリカンのコーヒーを飲みながら、
6時23分まで外を行きかう人を見る。
自分を高めるために、毎日必ず何やるものとは、
まったく違う儀式のようなルーティン。
同じ店の同じ椅子にすわり、同じ時間
コーヒーをのみ、ふと一息をつき街をながめる。
そんなルーティン。
そんなルーティンを毎日毎日つづける。
何年も何十年も続ける。
そんなルーティーンに、時折憧れる。