星野誠 makoto hoshino

夢はうかつに宣言しちゃいけない。

2018.4.2

「無理やりさせられる目標設定ほど、タチの悪いものはない」

これは実際、自分も参加したセミナーなどでもあったけれど、自分の殻をやぶるためとか称して、「このセミナーに何人、人をよぼう!」みたいな類のことが多々あった。

これができたら、あなたは最高!新たな一歩踏み出せた!みたいなやつで、逆にできないと、あなたは一歩踏み出せない人というレッテルを張られる。これ、本当にクソだ。

もし、自分がやりたくもないのに、なんとなくその場の雰囲気で、「じゃあ、僕〜やります」など思ってないことを宣言するのは、本当に最悪なことだからやめたほうがいい。

その場のノリで、無理やり宣言するほどクソなものはない。宣言の威力は偉大だ。自分の心の中から湧き上がって本当の宣言であれば、大抵が現実になる。そして、宣言を達成できたことがさらに自分への自信になって、自己評価もあがる。そして、それが自分の中の達成グセになる。

逆に、人様の宣言なんてものは、大抵、達成できない。そして、どんなものでも、自分が言ったことを達成できないと、自分に対する自信が消失していく。

「おれ、これ本心でいってねえし」というのは通じない。「やる」と言ったからには、その言葉に自分の魂が入ってようがなかろうが、「本心では、やるとは思っていなかった」なんて関係なく、それが実現できなかったときに、自分の自己評価は間違いなく下がる。

人からの押し付けの宣言は間違ってもしちゃいけない。そんなことするぐらいなら、鼻くそでもほじって、「僕バカなんでいってること分かりません〜」とヘラヘラしてたほうが1000倍良い。

自分に対する自信の消失、これを甘くみてはいけない。これが重なると、自分を肯定できなくなる。諦めグセがつく。自己評価が評価がどんどん低くなる。

夢、目標これは本当に大切だ。これは絶対そう思うし、間違いない。まず自分が思わないところには到達しない。間違いなく到達しない。

でも、「夢、夢、夢、夢、夢大事!!!」ととにかく、一方的に無理やり宣言させるのは、逆に宣言を達成できなかった時に、宣言させた人の自信を奪っていくので、やめたほうがいい。夢がまだないのであれば、「夢はまだない!」でいいじゃないか。本当にまだ心の底から「夢や目標」が湧き上がってないのに、無理やり人の前で夢なんてものを宣言させてはいけない。

その宣言ができなかった時、「あっ、やっぱ俺無理だったんだ」と必ず、自己評価が下がる。で、それが積み重なると諦めグセがつく。そして大人になるにつれて、夢を人の前で、宣言できなくなっていく。

夢はもろく儚い。そして、他人に潰されやすい。「おめえ、そんなのできるわけないじゃん!」みたいな言葉で潰される。でかい夢であればあるほど、200%「できるわけないじゃん!」そう言われるか、無視される。「すごいね!できるよ!」なんて本心で言ってくる人のほうが少ない。

このあたりを最初から意識しておかないと、結局、すぐ潰されて、気づけば、でかい夢を宣言できなくなってしまった自分に気づくだけだ。

夢は、自分以外の世界中のすべての人が反対しても、自分一人だけは絶対に信じる!!ぐらいに、揺るぎないものにしっかり自分の中で育てた後に、人前で宣言するほうがいい。卵を返したあと、しっかり外敵に耐えられるようになった後に世界に放たなきゃだめだ。

夢はうかつに宣言しちゃいけない。

気づいたらエベレスト登ってました!はありえない。エベレストを目指さなきゃ、エベレストは登れない。夢や目標を持たないと、絶対にそこには到達しない。他人に惑わされず、じっくり自分自身の夢を育てよう!そして本当の自分だけの夢をどんどん周りに宣言しよう!

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