あなたが好きなのは自分自身だけ。それ以外はすべてあなたにとっては添え物
映画「グレイテスト・ショーマン」がすごくよかった。貧しくも夢想家だった P・T・バーナムの一生。サーカスを作った男 P・T・バーナムの一生を描くミュージカル映画。
当時、世間から隠れるように暮らしていた小人や結合双生児などの方々に、ショーで自分を表現する場を与え、今まで欠点だと思っていたことを個性として捉え、人生が生き生きしてくるところなどは感動的だし、スウェーデンのオペラ歌手ジェニー・リンドを巻き込んで名声を追っていくとこや、感動的な場面はその他にも色々とあったんだけれど、P・T・バーナムが、バランスを壊してく部分などもすごくいい。
「あなたが好きなのは自分自身だけ。それ以外はすべてあなたにとっては添え物、出し物でしかない」と言われるところとか、新たなチャレンジに熱中して、いままでずっと支えられてきた仲間を蔑ろにし、家族も離れてっちゃうとことか。
他にも、映画として、客観的に見えてるからこそ言える「そこその態度マズイでしょ!」みたいなところとか、人ごととは思えないところが、色々とすごく面白い。
映画の中では激しかったけれど愛らしく、最後はハッピーエンドになるP・T・バーナム。実際はどんな方だったんだろうとwikiで検索してみたら、奴隷を買い取って見世物にするなど、文字で書いてあると、インパクトのあるところもあり、また実際の家族関係が最終的にどうだったかはよくわからなかったけれど、とにかくP・T・バーナム、気になる人生だったから一度しっかり伝記を読んでみよう!
話戻って、映画「グレイテスト・ショーマン」の中のヒュー・ジャックマン演じる P・T・バーナムは、本当に魅力的だし、ミュージカルの場面も『ラ・ラ・ランド』のメンバーで、すごくよかったので、映画としてもオススメ!
特にこの映画は、自己中な人生を生きている人には本当にオススメです(苦笑)!