星野誠 makoto hoshino

「誠さんにとって恐怖は?」

2018.2.9

今日、ご縁をいただいた会社の社員総会でお話をさせていただいた。1時間の中で、45分ほどお話をさせていただいて、15分ほど質疑応答。

皆さまから質問をいただいた中の一つで、

「誠さんにとって恐怖ってなんですか?」

という質問をいただいたのだけれど、その時は、じっと考えても思い浮かばなかった。昔はおばけとか怖かったけど(笑)、今は、結構考えたけど思い浮かばなかった。うーんんんんっ、うーーーんっとずっと考えた。

7サミット中は、初8000mのチョーオユー挑戦中に、まず出だしから高熱だったし、もうアウシュビッツに行くのかというぐらい精神重かったし、5800mのキャンプでは、自分の精神が崩壊するかと思うぐらい、恐怖に押しつぶされそうに、恐怖に支配されていたけれど、通常の生活ではパッとは思い浮かばない。

でも、その後、仕事後、帰りの自転車を漕いでいて閃いた。

「あっ、そうか。自分にとっての一番の恐怖は、リスクを取れなくなる自分だ!」と。成長にリスクはつきものだ。成長の裏には同じほどのリスクがある。自分にとって人生でリスクが取れなくなることは、自分の人生の終わりを意味する。

そうか!自分が感じる一番の恐怖は、リスクをとれなくなってしまう自分だ。

そう考えながら、家に帰ったら、たまたま妻が見ていたテレビ朝日の番組「カンブリア宮殿」妻が見ていた回は、ライザップの社長さんの会。社長は自分と同じ39歳。しかしこの社長すごい!

1000億円の企業も勿論すごいけど、それより社長の想いが純粋だし、ダイエットだけじゃなく「結果にコミットする」という括りで様々なビジネスに展開していってるとこもすごい。

三日坊主市場と言っていたけど、本当に色々さすがだ!!と心から感心。

社長のあの素朴な人間性は、学生時代は、成績ビリだったり、社長になった後も2回の破産の危機を迎えてたり、そんなとこから来ているのだろうか?やっぱり、人生リスクをとったり、不毛時代があるからこそ、人は成長できるんだろう。間違いなくその分人は成長できる。

自分も知らない間に、リスクも取らず逃げてばかり、そして口ばかり達者なおっさんにならないように気をつけなけなくちゃ。いやぁ〜、やっぱり本当社会に出ている皆さまは、さすがすごいな。改めてがんばろっ!

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