星野誠 makoto hoshino

「映画のような人生を!」自分の足でワクワクを探しに

2017.12.30

「映画のような人生を!」僕はこの言葉を胸にいつも人生を過ごしてきた。映画の主人公のような人生を送りたい。極端だけれど、すごく魅力的な人生。

パイレーツオブカリビアンのジャックスパロウ、スターウォーズのハン・ソロ、その他、いろいろある。人間として、素晴らしいとか、そういったことはわからないけど、欠点のほうがめちゃめちゃあるかもしれないけれど、自分に嘘なく魅力的な人々、僕はそうなりたい。

学生時代まで、僕は人のことを気にしすぎて生きてきた。無理に人のことを気にして自分の力を発揮できない人生。ストレスのたまる人生。人のことを本気で思える人が人のこと思うならいい。でもそうじゃないと嘘になる。嘘をつくと自分の体に違和感がでる。違和感が続くと病気になる。自分の本当の力の1/10も発揮できない。もったいない。本当にもったいない。

嬉しいことに、世界は広い。

ある国では普通のことも、初めて経験する人にとっては新鮮だ。例えば、僕は先々月、人生で初めてアムステルダムに行ってきた。アムステルダムは運河と自転車が多い。運河と自転車の街だから、運河を渡る船にも普通に無料で自転車に乗れる。このなんともないことが、僕にとってはワクワクだ。

実際、意味なく、自転車でなんどもなんども船に乗った、だってすごく新鮮なんだもん(笑)現地に住むアムステルダムに住む人にとっては本当に普通のこと、ワクワクしないような普通のことでも、僕にとってはワクワクだ。

ワクワク、人生での新鮮なことは、自分の人生の彩りを増やしてくれる。どんな些細なことでも、自分の人生の幅を広げてくれる。今の僕が東京の秋葉原に行っても残念ながら、ほとんどワクワクしないけれど、アムステルダムの人が秋葉原に初めてきたらワクワクするかもしれない。

それぞれの人がどのポイントにワクワクするかはその人次第。だから自分の人生は自分の足でどこにでもワクワクを探しにいかないとダメだ。

今は昔と比べ、ネットがものすごく発達しているから、実際に自分の足で現地に出向かなくても、ほとんどのことは「知った気になれる」。でも違う。間違いなく違う。アムステルダムの「自転車で運河を渡れる」なんてネットで事前に知ったとしても「へえ、そうなんだ」程度で、ワクワクしない。でも実際に行ってみて、初めて体験するとワクワクするんだ、これがまた。

早朝から深夜まで自分の足で自転車でアムステルダムを走り回っていると、実際に自分の体で五感で感じることが、たくさんある。例えば、アムステルダムは深夜2時に自転車で走っているより朝、しかも特に早朝でもない7時ごろのほうが、なんか、危険そうな匂いがするとか(笑)こういうことを、五感で感じることが非常に重要だと思う。

些細なことでも、空気感とか、自分の五感で感じるものがとても大切だと思う。実際に自分がどれかけ五感で感じてきたかによって、例えば、映画もより楽しく見れるようになる。

なんか話がそれちゃったから、戻るけど、とにかく、感受性を何歳になっても擦り切れさないで、人生死ぬまで生きる。それこそが「映画のような人生を!」だ。

別に何をやったとか、いくら稼いだかとか、人と比較するような小さなことじゃなく、常に自分に対して「新鮮なことをやっているか」たぶんそれこそが、「映画のような人生を!」だと思う。

いつになっても、「新たなことにワクワク!」「映画のような人生を!」

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